[書評]超・短編集クリック 佐藤雅彦[レビュー] 

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超・短編集クリック 佐藤雅彦

私は、本を良く買うのですが、読むのが中々進まず、ついつい本棚の肥やしとなってしまいます。
せっかくブログをやっているので、本を読んだ後の感想でも書いておけば、少しは読んでいない本を消化できるかと思い、書評やレビューというにほど遠い個人的な勝手な感想を書いていきたいと思います。
このブログのジャンルがますます分からなくなってきましたが、雑記みたいなものなんで興味あるものだけ軽く読み流して下さい。

 それでは、1冊目は、佐藤雅彦さんが書いた、「超・短編集 クリック」です。
著者の佐藤雅彦さんは、あの「だんご3兄弟」の生みの親ですね。

まず、1回目ということで、読みやすい本を選んでいて、この「クリック」はとても読みやすいです。
超短編集とつくぐらいで、ほとんどの作品が、一ページから二ページで完結します。
というか一行で終わってしまう作品もあります。
しかし、内容は長編とは劣らないほどの深さがあります。
文の長さと面白さは比例しないものだなと感じました。
この本は、仕掛けがたくさんあるので飽きずに楽しむ事が出来ます。
仕掛けといっても、絵が飛び出すのようなものではなく、普通の本と同様に白い紙に黒い文字と絵が描かれているだけです。
ぜひ買って読んで仕掛けを体験してほしいと思います。
頭がカチンコチンに固まってしまった大人(子供も)や何冊にも及ぶ長編の読み過ぎて疲れてしまった人にもオススメです。

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